akihei0810’s diary

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オイリーニキビと乾燥肌の間違った手入れ

ニキビは一般的に、皮脂量の多いオイリー肌の方がなりやすいトラブルとして知られています。過剰な皮脂が毛穴の中に詰まってしまって、それが炎症を起こしてニキビができてしまうんですね。

しかしながら、ニキビはオイリー肌だけのトラブルではなく、カサつきやすく比較的皮脂の少ないとされている乾燥肌でもできてしまうんです。



乾燥肌は皮脂量が少ないため、表面に皮脂膜をうまく形成することができず、肌内の水分が蒸散してしまいやすい状態です。そのため、角質層の水分がどんどん外部へ逃げてしまい、角質自体が硬くなっていくんです。

それが原因で、毛穴もどんどん細くなっていくため、ちょっとした皮脂や汚れでも中が詰まりやすくなり、結果としてニキビもできやすい肌状態になってしまうんですね。


このように考えてみると、オイリー肌であっても乾燥肌であってもニキビができてしまう根本的な原因は、毛穴の詰まりであることが分かります。



乾燥肌なのにニキビもできやすい。。という肌状態を改善していくためには、まずは表面の皮脂膜をしっかりと形成するために保湿ケアが基本となり、水分と油分のバランスを適正に保つことが大切になります。

ただ、表面の膜をつくるために、クリームなどの油分の多いコスメをつけ過ぎてしまうと、肌が自分の力で皮脂膜を形成する力を低下させてしまうことにも繋がります。界面活性剤などを多く含むクリームは、その強い浸透力で皮脂膜自体を破壊し、角質層自体を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。


まずは角質層がしっかり機能して皮脂膜を形成できるように、肌細胞の栄養となるようなアミノ酸・多糖類などを豊富に含んだ美容パックなどで、機能が低下した角質層を整えてあげると効果的ですね。

 

 


人の肌の角質層と呼ばれる組織には本来、肌内の水分を保持したり、紫外線などの外部刺激から肌細胞を守るバリア機能が備わっています。

しかしながら、何らかの要因によってこのバリア機能が低下し、カサカサと乾燥しやすい肌質へと変わってしまうんですね。この乾燥肌も、実は普段何気なく行っているスキンケアが原因なことも多いんです。



乾燥肌を誘発してしまう間違ったスキンケアとして最も多いのが、擦り過ぎによるものですね。特にクレンジングや洗顔の際には、どうしてもキレイにメイクや汚れを落としたいという気持ちが強くて、指先に力を入れ過ぎてしまうことが多いんです。

そうした何気ない肌と指との摩擦が、肌表面の角質層を傷つけてバリア機能を低下させてしまっている場合があるんです。



最近はクレンジングなども、手軽にサッと利用できる拭き取るタイプのものなども人気のようですが、肌への負担が大きくダメージを与えてしまいやすいので要注意です。また、化粧水や美容液をつける際も、不用意に擦りつけるように肌に乗せると、知らず知らずのうちに肌表面を逆に傷つけてしまいます。


このような擦り過ぎによる摩擦は、バリア機能を低下させて乾燥肌を誘発しやすいだけでなく、炎症にも繋がってシミの要因になることもあるんです。とにかく、擦り過ぎは肌にとっては大きな負担になりますから、日々のお手入れはできるだけ負荷をかけないように優しく行うようにしたいですね。



擦り過ぎによる影響に加えて、日々のクレンジングや洗顔の回数が多過ぎることも、カサつきやすい肌質に繋がりやすい要因のひとつです。

洗顔することで表面の汚れだけでなく、肌の水分を保持するために必要な皮脂膜やセラミド・NMFと呼ばれる天然保湿因子まで、ごっそり洗い落としてしまうことに繋がります。


肌内の水分は、これらによって保たれているわけですから、汚れを落としたいからと過度なクレンジング・洗顔を繰り返すと、どんどん本来肌に必要な成分まで落としてしまいます。

そして無防備になった肌の上に、外部からの紫外線や乾燥した空気・コスメ成分などが乗ってしまうと、当然肌にとっては大きなダメージとなってしまうんです。



極端に皮脂量が多くベタつく肌質でなければ、朝の洗顔はぬるま湯でサッと行うだけでも十分なので、肌のカサつきが酷い場合は日頃の洗顔をまず見直してみると良いかもしれませんね。